「創作工程：透明人間」
〈透明人間〉という事は〝透明〟という特徴で描かなければならないんですが、さすがに〝真さらさらで何もいない背景画〟とかでは『怪物画』としては面白くも何ともないですし〝プレデター的光彩透明でフォルムだけは判る〟でも詳細デザイン（怪物としての奇異性）が判りづらいので（私的には）面白くない……何よりも、どちらも無味淡泊過ぎる……。
なので〝透明化過程シーン〟にて表現。
ただ実体感が色濃く出てしまい〝透明人間らしい特徴〟は伝わりにくくなってしまったかもしれない……と猛省。
直前までは〝右目が赤く爛々と光っている〟というver.でしたが〝透明人間らしさ〟が死んでしまっていたので、最も特徴的な〝サングラス〟という特徴を素直に描いて纏めました。
また今回は遊びが少々……私の技量不足で潰れてしまいましたが、右襟のバッヂは〈ウロボロスの蛇〉──つまり〝錬金術師達が仰いでいた叡智探求の文様〟です。
これが何を意味するのか……想像補完するとワクワクします（あくまでも一過的な遊び心で、深い意図はありませんが）。
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