「シン凰太郎モノクロヒーロー」

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  • 公開日 2024年03月30日

コチラでは紹介したてて何ですがw
既にFacebook等のSNSでは公開しましたが〈快傑仮面〉〈スーパーバイザー〉がデザイン改訂されました。
うん、コチラはかなり先行してストック登録しているのでね……どうしても周回遅れなネタ消化になるのですよ。
Facebook等で改定版を公開したタイミングで、コチラは旧版初公開だもの。

ま、そんなでコチラが新ver.です。

このモノクロヒーロー路線は野心的挑戦姿勢でもあり、また〈凰太郎ヒーローWORLD〉としても裾野を広げる有意義な創作でしたが、やはり諸々不服を孕んだ猛省レベルというフラストレーションを噛んでいたのも事実です。
大きな理由は〝既存像の模倣域から脱却できず無個性〟という点──何せ〈モノクロヒーロー〉は初挑戦でしたから定石破りの匙加減も判らず、また〝世代層が抱く懐古愛への遠慮〟も働いて〝従来の創作姿勢である大胆なコンセプト着想〟を落とせなかったのですね。
結果〝無難なスタンダード像〟にするしかなかった(デザイン面でも)。
過去の〈凰太郎ヒーロー〉を見れば一目瞭然だと思いますが、私の場合は〝奇抜な着想との融合による化学反応〟で〈新たな独創像:新味な面白さ〉を構築するのが常套手法であり、また〈凰太郎ヒーローWORLD〉の醍醐味と据えてきました──例えば『妖怪戦隊』『異世界ファンタジー戦隊』『ガチ特撮系美少女戦隊』『戦闘員戦隊』『妖怪退治同心』『錬金術メタルヒーロー』etc。
そうした意味でも〝踏み込み〟が足りず(出来ず)猛省不満レベルだったのですよ。
そうしたフラストレーションから「次に〈モノクロヒーロー〉をやる際には〝世代層への遠慮〟とかはしないで、もっと自由に〝オリジナリティを第一とした大胆な冒険〟をしよう!」と〝次なるモノクロヒーロー像〟を構想していました。
で、悶々と構想して多少描いてみたら結構悪くない……というか『面白そうな世界観』が固まってきました。
そこでふと思い付いたのが「いっそ〈新規モノクロヒーロー〉にするのではなく〈快傑仮面〉そのものにフィードバックした方が〝面白い独創性〟と確立するのではないか?」という発想。
このままでは〈快傑仮面〉は『月●仮面の安直模倣』にしか過ぎず、一過的キャラクターネタで終わりです。
それは勿体ない(そこは〝生みの親〟として愛着もあるのですよ)。
しかしながら〝この着想〟が投影されれば『面白い独創性に在る作品像』として確立するのです。
要するに〝従来の創作スタンス〟を『戦隊』ではなく『モノクロヒーロー』に落とす──という事ですね。


それに伴い快傑仮面の〝デザイン改訂〟が為されました。
根本的には同じですが、せっかくの転機ですから意匠をデコレ増し……まぁ「脱・月●仮面!」ですよね。
結構〝モノクロヒーローには無かった着想:特撮黄金期以降の着想〟が落とされています(胸部アーマーやそこにマント折り込んだ懲り様とかクリスタル意匠強調とか)。
今回は建設的破壊が目的だから、そこは仕方ない。
理想は「月●仮面を色濃く想起させるものの月●仮面ではない」ですね……過去の〈凰太郎戦隊〉が〝本家〟との比較に〝そうであった〟ように。

そして、それに連動した形でスーパーバイザーもリテイクしました。
そもそも意匠が淡泊過ぎてイマイチ釈然としなかったフラストレーションと、何よりも新生快傑仮面と並べると浮く……という動機から。
新生版は〈バイザーオン/バイザーオフ〉でボディ部にも微々たる差異を設け、視覚的にパワーアップが伝わり易くしています。
また、ベルトバックルが新生快傑仮面と同じですが、これは意図的。
実は〈凰太郎モノクロヒーロー〉に関してはカテゴライズ構想があって……ま、現状未定ですけれど。

ただ、まぁ、彼の場合はコレも納得に足る域ではないので、今後も改訂の余地は大きくあるのですが……。
そもそも〈全身タイツ型ヒーロー〉は淡白意匠(超シンプル)なのが特徴で、快傑仮面同様の改訂方向性でデコレーションしていくと〈全身タイツ型ヒーロー(の持ち味)〉が機能しなくなってしまう……これでも相当意匠を増やしましたが泣く泣く落とせなかった着想もあります(アーマー系とかクリスタル系とか……特撮黄金期以降の定番手法ですね)。
そして、これでも「やり過ぎたかな? 全身タイツヒーローとしては機能していない感に在るかな?」と既に懸念レベルです。
ある意味では快傑仮面より難敵ですね。

世代層から見たら「こんなん違う! 俺達の想い馳せたヒーロー像じゃない! ナンチャッテだ!」とか思われるかもですが、従来の〈凰太郎ヒーローWORLD〉のファンなら〝本家『スーパー戦隊』から『妖滅戦隊カルマージャ』『可憐戦隊オトメイザー』『逆転戦隊ゲコクジャー』等の新味像が派生したのと同じく『月●仮面』から派生した時代順応型新ヒーロー〟と好奇心に喜ばれると思います。
とはいえ〝根幹〟は継承しています。
あくまでも『モノクロヒーロー(の発展進化像)』という意向にて創られています(でなければ〝このキャラクター〟をやる意味がありません)。
私が快傑仮面&スーパーバイザーといった〈モノクロヒーロー路線〉でやりたいスタンスは『二次創作』でも『パロディ』でもなく『派生踏襲亜流』……つまり「仮に、この路線が現在まで継続していたら、こういう後継像も生まれていたかも」というような『ifの可能性』なのですよ。


ま、そういうワケで、以降の創作ではコチラにしれっと切り替わります。

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