「創作裏話:エンブレムバックル」

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  • 公開日 2024年08月10日

スーパーヒーローに欠かせない意匠〈エンブレムバックル〉──その戦隊のシンボルであると同時に所属を直感で判らせる重要要素ですが、実は意外にも〈凰太郎戦隊〉では四代目〈可憐戦隊オトメイザー〉からの採用となりました。
一応、三代目〈超機戦隊ギアテクザー〉で〝それらしいもの〟は据えられましたがコレは〈集積回路パネル〉であり〈エンブレムバックル:チームシンボルマーク〉ではありません。
二代目〈幻装戦隊エルファンサー〉なんか単なる宝珠です(とはいえ面白味は欲しかったので、担当カラーを中央に据えて色配置をスライドさせているという苦肉案は落としていますが)。
最初期は増産意向に無く、また私自身も現在のような本腰には無かった事から「楽をしたかったw」

風変わりなのは初代〈妖滅戦隊カルマージャ〉でコレは〝妖怪名をカタカナ表記にして重ねた象形化〟です。
添付画像〈カルマレッド〉なら『鬼→オニ→オ+ニ』を一つに重ねてマーク化アレンジに整えた形。
コレは〈カルマージャ〉の根底となる創作意向が〝色替え廉価ヒーローの集団〟ではなく〝個々が単体ヒーローのクオリティーに在って、それが集団を成している〟というイメージコンセプトの為。
つまり各自が〈個体ヒーロー〉として成立するクオリティーを目指していたから〝共有意匠〟ではなく〝自己主張意匠〟にしたワケです。
だから〈カルマージャ〉は各人でバックル意匠が異なるのですよ。
しかしながら、この処置は初見に「?」と感じさせる〝不可思議なカッコヨサ〟と機能しているように感じて気に入ってはいます。

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