「極卒十枝夢嵐」
西の荒地、巨人の市を抜け、砂の吹き荒れる死の壁の奥に栄える渇きの国ネムは、三千年前に割れた大地より出でし赤竜が今も空を制する幻の土地である。
竜が眠る天空山その一門に立つ十枝夢嵐は、古く山に籠った神職の使いだと言うが、誰の言葉にも耳を貸さず、ただ来る者を拒み続ける。
西の荒地、巨人の市を抜け、砂の吹き荒れる死の壁の奥に栄える渇きの国ネムは、三千年前に割れた大地より出でし赤竜が今も空を制する幻の土地である。
竜が眠る天空山その一門に立つ十枝夢嵐は、古く山に籠った神職の使いだと言うが、誰の言葉にも耳を貸さず、ただ来る者を拒み続ける。
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