「■ ノール・シャワー■ 」
第三次 セイヴ・ザ・ワールド計画遂行隊の副隊長。
惑星ガドリウォットは、遺伝子兵器の暴走により、男子が生殖機能を失うという深刻な状況に見舞われていた。
そこで彼女達は他の惑星に赴いて、自分たちと似た遺伝子をもつ知的生命体の男の種子を求めたが、相手の文化レベルが高いと様々な問題や軋轢が生じ、種子集めは遅々として進まなかった。
そこで現在の文化レベルは低いものの、生物学的にはガドリウォット人と同等の知性を備えた原始社会期の地球に目を付ける。一見、計画は成功するかに思えたが、ガドリウォット各国の凌ぎあいに加え、女性だけで子孫を増やす計画をすすめる宗教集団の参戦により、事態は混迷を極めていった。
はたして、惑星ガドリウォットの運命や如何に……。
ちなみに各隊員は、地球を去る段階で現地の男性と交わって妊娠する事が義務づけられている。また現在に残る土偶の姿は、彼女たちの使用した戦闘用パワードスーツを模したものである。