「コンテスト応募用作品」
pixivの方で賞に応募するために、お題からイメージして制作したイラストになります(^-^)
選んだお題は『大正陰陽師奇譚 浅草十二階の狐憑き』です。
自分で話をイメージして描くのはとても楽しかったです!
ちなみに私はこんな感じのストーリーを想像していました↓
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都市で夜な夜な目撃される狐の妖の退治をすることになった、陰陽師の男。
追い詰めた妖は、意外にもまだ年若い雌の狐。
彼女は一つ望みを叶えてもらえれば、その暁には大人しく祓われてくれるという。
訳あってもう殺生をしたくなかった男は、その望みを叶えるべく、人間に化けた彼女に協力する。
彼女の願いは、”ある甘味処で働きたい”ということ。
狐の妖だった彼女の亡き母は、人間の男と恋仲になり、彼女を身ごもった。
その後黙って姿を消し、山に帰り、もう二度とその人間の男にに会うことはなかった。
彼女も父に会ったことはない。
でも、その甘味処でデートをした思い出を母は何度も語ってくれた。
彼女は一人で生きながら、その店で母と父が過ごした楽しい時間にずっと憧れていた。
だから彼女は母を亡くして以降、夜の都市をウロウロとしていたのだった。
しかしながら、彼女の変化はまだ未熟で、気づくと尻尾が出ていたり耳が出ていたり……
狐の妖の話題で持ち切りのこの都市で彼女が満足に働けるよう、男は彼女の手助けを繰り返す。
だが、だんだん心を開いていく彼女と話していくうち、酷い祓い方をしてしまい自分がトラウマを負った時の相手が、彼女の母だったのではないか、ということに男は気がついていく。
一方彼女は、甘味処で働きたかった本当の理由である、自身の父を見つけて……。
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絵描いてると小説描きたくなりますね……(笑)
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