「ジレンマ!」
絵理香
「はいはい、あんたもおしま〜い!双子ってほんとミルク半分づつで楽だわ〜!」
山太
「ああ〜!あああ〜〜〜ん!(ノД`)シクシク」
山太も海斗も満足にミルクがもらえなかった事にそろって激しくジダンダを踏むように、わめき散らした。からの哺乳瓶をふりながら、どさくさに海斗のズボンもまくって汚れをチラ見で確かめると、絵理香はその様子にはもうなれっこなのか、皮肉そうな目で「恨むんなら双子で生まれてきた自分たちと本当のお母さんをうらみなさ〜い!( ̄▽ ̄)」とからかうように図体ばかりでかくなった山太を「うりゃ!」とベッドに放り戻して台所に行ってしまった。
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