「探偵と助手」
探偵(小学5年生の妹)
探求心と好奇心が強く幼い頃から難しい本やミステリー小説を好んで読んでいる。
人を観察するのが癖で視野が広く柔軟な推理で臨機応変に事件(主にご近所さんの困りごと)を解決。
一方、理屈ではどうにもできない極度の方向音痴で。絶対に1人で行動しないようにと言われているため外出したい時は基本いつもお兄ちゃんについてきてもらっている。
知識だけではわからない事も多々あるので兄の助言に助けられる事も。
助手(大学生の兄)
ごく普通の大学生。何か特別凄い特技等はないが。
要領はよく。はじめての事でもそれなりに器用にこなしてしまえる器用貧乏。
小さな頃から妹が迷子にならないように一緒に行動するのが普通に習慣付いている。
なんだかんだ妹には甘く。少々無茶なお願いも自分に可能な範囲でなら、と協力する日々。
放っておくと迷子になるし。1人で危険な事に首を突っ込む可能性もあるので常に目が離せない。
最近、免許をとり車を買ったが妹に車内を可愛くコーディネートされ助手席には妹のお気に入りクマちゃんが座っている。
「お兄ちゃん、早く早く…!あぁ、なんでこっちに曲がっちゃうの!?」
「おい、コラッ。危ないから!揺さぶるんじゃありませんッ!!」
「だってだって、こっちじゃ真逆だよ?逃げられちゃうよ」
「いや、こっちで問題ないよ。この辺りの道は頭にちゃんと入ってるからさ」
「ほんとに?さすがお兄ちゃん!よーし!いっけー!!!」
「いや、だから、安全運転第一ッ!!」
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