「探偵と助手」
「謎は全て解けました。
犯人は、貴方ですね。
この私が、ズバッと丸っとお見通しです！」
「コラ！適当なことを言わないの！依頼人を指差さない！
本当にすみません。うちの助手が。」
助手
推理小説の探偵に憧れており、バイトの出来る高校生になったので近所の探偵事務所でバイトをはじめた。訪問先でよく謎の解決編を始めて探偵に叱られている。ただし、この助手、勘が良いので序盤の指名した犯人で大体当たってる。
探偵
探偵事務所を開いており、事務方が欲しいと募集したら推理小説系探偵志望の助手が来てしまった。本人は、普通に素行調査や犬探しなどをしていたいけれど、助手を雇ってから依頼のたびに事件に巻き込まれ推理をする事に…
地頭が良いので推理自体の腕は、すこぶる良かったりする。
「いや、まずな、探偵は犯人を探す職じゃないし、君を雇ったのもね、会計とかの事務をして欲しくて雇ったんだよ。」
「うんうん、皆まで言わずとも分かっています。探さずとも、解決できるということですね！それに！探偵助手たる者！依頼には付き添うものだと古くより定められていますから！」
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