「カイト君」
カイト君描きました。いおりが最期に担当した１４歳の漫画家。１３歳でデビューしヒット作を連発し雑誌の発行部数やアプリのダウンロード数を大きく伸ばした。いおりがガンを患い長くないと知ったときデビューできたのはいおりのおかげです、恩返しがしたい、何か願いは無いですかと聞き若い時遠くに行ってしまった人に会いたいと聞くが名前すら教えてもらえず漫画家の優とトウヤと共に探し隼人と出会いいおりが会いたがっている日はもうこの世にいない人と知り隼人に口調や仕草を教えてもらいその日を迎えたいおりの手を握り生まれ変わって会いに来たと優しい嘘をつきいおりはそれを聞き終えると「ありがとう」と言い残し亡くなった。その日は彼が亡くなった日と同じ３月３０日で１１時３７分と５分違いだった。カイトは会わせてあげられなかった罪悪感や後悔で涙を流すが隼人は木ノ下はきっと嬉しかったと思うよと幼いカイトを励ました。その後は速水の火葬場でいおりを送り出し速水の提案でいおりが３０年前したように遺骨を海に散骨した。海はどこまでも続いているからきっと遠い未来で会えると信じて・・・。その後は高校大学へと進学し９０歳で亡くなるまで漫画家を続けカイトの作品は死後も読まれ続けている
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