「加賀の節姫物語「あなただけを愛す」」
加賀の節姫は、17才の美少年浅野吉長を愛した。
しかし、夫の吉長は「忠臣蔵」事件の責任を問われ、長年辛い立場にいた。
節姫は、夫をどうにか助けたく、女の身でありながら、政治の場にも出て、ひたすら夫を支えようとした。
しかし吉長は、自分の不甲斐なさに「妻には愛される資格はない」と、花魁と恋仲になってしまった。
節姫は、悲しみのあまり切腹した。
吉長は、まさかの妻の自害に、「私は妻に愛されていたのか」と嘆き悲しみ、残りの人生の20年の全てを政治に打ち込み、「安芸の名君」「江戸の七賢者」と言われるほどの功績を残した。
節姫は、死を持って夫の愛と、国の復活を成し遂げた。
「あなただけを愛す」
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