「小説表紙『1人のαと2人のΩ』」

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  • 公開日 2021年06月10日

小説『1人のαと2人のΩ』著・ミヒロさん
https://estar.jp/novels/25800869
https://fujossy.jp/books/21057
小説表紙描かせて頂きました。



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不意に涙が溢れ、結月の頬に零れ落ちた。

頬に落ちた穂高の涙の感触に結月はゆっくり瞼を開け、穂高の瞳を見つめた。

「...あの頃、俺がΩだったんだ....。俺を置いて結月は死んだ....。結月が死んで、俺、俺は....」

穂高の瞳から涙が溢れ、結月の頬に落ちたとき、結月もまた、昔の記憶が蘇っていた。

「僕...僕は....穂高先生の番だった....」

ずっと寝付けない夜を過ごしてきた。

特に穂高は夜が嫌いだった。暗闇はまるで自分を孤独の淵に追いやるようだった。

結月もまた、穂高と眠ると安らぎ、落ち着いた。

2人は口付けと同時に、前世では当時、結月は穂高より年上のαであり、穂高は当時、結月よりも年下のΩだったことを思い出した。

「...もう俺を置いて逝かないで....」



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小説お借りしています。

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